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中国で愛された 玉器の名品展示 箱根・岡田美術館

神奈川新聞 | 2014年7月7日(月) 03:00

新しく収蔵され、公開された玉器の名品「翡翠蝉菊文桃形盤」(清時代、19世紀)
新しく収蔵され、公開された玉器の名品「翡翠蝉菊文桃形盤」(清時代、19世紀)

中国の美術館と姉妹提携したことを記念する「中国人の魂~玉器の名品」展が、箱根町小涌谷の岡田美術館で行われている。

岡田美術館は6月16日に中国・上海にある国立劉海粟(りゅうかいぞく)美術館と姉妹提携を結び、今後は両美術館のコレクションを互いに融通し合って共同企画を考えるという。

今回の展覧会では、緑と褐色の色変わりを生かして菊やセミを繊細に彫刻した「翡翠(ひすい)」の器と、イネ科の植物を浮き彫りにした「白玉」の器など、岡田美術館所蔵の名品を初公開。古くから中国で愛された玉を使った作品からは、清らかな気品が漂っている。また中国の青銅器の名品や中国で人気の高い水墨画家・八大山人の「山水図」(清時代)など計10点を展示している。

このほか夏休み企画「かわいい生き物たち」展では、丸々とした子犬を描いた円山応挙の「子犬に綿図」(江戸時代)など、鳥や猿、虎など生き生きとした動物の姿を描いた日本画や韓国の器などを集めた約60点も展示されている。

両展とも9月30日まで。一般・大学生2800円、小中高校生1800円。問い合わせは、同館電話0460(87)3931。

【神奈川新聞】

 
 

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