16日に開業10周年を迎えた新江ノ島水族館。「伝えたい想いは“ありがとう”」をテーマに、ウミガメやシラス展示施設開設や記念イベントを展開している。「ウミガメの浜辺」は、相模湾を回遊するアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイが1年中見学できる新施設。プールの他、砂浜を設けたことで産卵への期待もふくらんでいる。江の島周辺の特産品であるシラス(カタクチイワシの稚魚)が泳ぐ水槽も設置。卵からふ化させたシラスを生きたまま観賞できる施設は世界初という。10年のあゆみを100枚の写真で振り返る「10周年記念写真展」も開催中(来年3月までの予定)。