箱根ジオパークの魅力を県内外に広く発信するマスコットキャラクターの愛称が「はこジ郎」に決まった。今月に箱根・大涌谷にオープンした箱根ジオミュージアムの内覧会では、マスコットの着ぐるみもお披露目。地元でのイベント参加などを通じ、さらなるPRを図る。
「はこジ郎」は、箱根の「はこ」とジオパークの「ジ」にちなんで命名された。デザインは、東海道を歩く旅人をイメージしたもの。箱根ジオパーク推進協議会を構成する箱根町など1市3町の子どもたちから寄せられた計380点から、小田原市立大窪小学校の樋口愛子さんのアイデアが選ばれた。
着ぐるみは高さ1・7メートル前後で、制作費は約60万円。14日の箱根ジオミュージアム内覧会に初登場し、名付け親の樋口さんや、デザインした神戸市のイラストレーター有村綾さん(34)らとともに記念写真に納まっていた。
【神奈川新聞】