開港の地である横浜市心部のにぎわいづくりを目指すイベント「横浜セントラルタウンフェスティバルY155」が5月30日~6月1日の3日間にわたり開催される。関内、馬車道、山下公園通り、横浜中華街、元町・山手エリアの商店街組織などでつくる実行委員会が主催。
初日は神奈川芸術劇場で歌手クリスタル・ケイさんらが出演してオープニングセレモニーが開かれる。メーン会場の山下公園では東アジア文化都市音楽交流プログラムとして、日本・韓国・中国の伝統芸能の共演ステージをはじめ、コンサートやダンス、ファッションショーなどを展開。JR石川町駅発着のJR記念列車やクラシックカーのラリーも行われる。
期間中はジャズフェスティバル(馬車道)、婚活イベント(山下公園通り)、獅子舞イベント(中華街)、クリエーターズマーケット(元町)など、各地区でイベントが予定されている。
実行委の李宏道委員長らは31日会見し、「2020年には東京五輪もある。国際都市・横浜らしく地域が一緒に盛り上げるイベントにしたい」などと述べた。今回初めて設定した「愛の親善大使」には、タレントのあべこうじさん、高橋愛さん夫妻を任命、盛り上げ役を担う。
同イベントは、09年の開国博Y150の翌年から毎年開かれ、昨年は延べ約100万人が来場したという。問い合わせは、実行委事務局電話045(641)1557。
【神奈川新聞】