1949年10月の創刊号から現在までの市広報をPDFファイル化し、昨年12月から市ホームページ(HP)で公開を始めていた平塚市で、欠落していた3号分が10日までに見つかった。情報提供の呼び掛けを受け、同市土屋の女性と同市諏訪町の男性が自宅に保存していたのを見つけた。市は月末までにHPで公開するほか、2月1日から16日まで市博物館(浅間町)で開く「広報ひらつか1000号記念展」で紹介する。
見つかったのは、10号(51年2月15日発行)、25号(52年9月15日発行)、26号(同年11月15日発行)。他の号は市で保管していたが、この3号分だけは不明になっていた。
女性は、5年前に亡くなった父親が保存していた資料から広報10、25号を見つけた。「そろそろ処分しようと思っていたが、取っておいて良かった」と話したという。男性は、52年12月に諏訪町に引っ越して来てから広報を全て保存しており、26号は最初に受け取った広報だった。
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