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小津命日、墓前にファンら 生誕110年と没後50年、北鎌倉・円覚寺/神奈川

神奈川新聞 | 2013年12月12日(木) 23:51

小津監督の命日に、墓前へ足を運んだファンたち=北鎌倉・円覚寺
小津監督の命日に、墓前へ足を運んだファンたち=北鎌倉・円覚寺

12日、映画の名匠・小津安二郎監督の生誕110年と没後50年を迎えた。墓のある北鎌倉・円覚寺には往年のファンたちが足を運び、手を合わせた。

柔らかな冬晴れの昼、名匠が眠る墓地へ続く階段を一人また一人と老若男女が上る。「無」と一文字書かれた墓前には、菊などの仏花に交ざって真っ赤なバラの花束が手向けられた。カラー映画を撮る際、小津監督がこだわった色だ。

大和市南林間の元公立小学校教諭、伊藤巳芳(みよし)さん(60)は「定年を迎えて、やっとお墓参りに来られた」と感慨深そう。「子どものころ映画館に連れて行ってくれた祖父が小津監督と雰囲気が似ていた。それもあって作品が好きだった」

東京都北区から訪れた横山豊さん(71)は、監督が好んだのとよく似たソフト帽をかぶってきた。「難しい世の中だけど、『自分の生き方を見つめていくのが大事』と小津作品は伝えている。ぜひ今の若い人に見てもらいたい」

小津監督は1903年12月12日、東京・深川に生まれた。23年、撮影助手として松竹キネマ蒲田撮影所に入社。応召、復員を経て、松竹大船撮影所を拠点に「晩春」「麦秋」「東京物語」などを発表。晩年を北鎌倉で過ごし、63年12月12日、還暦を迎えた日に亡くなった。

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