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高卒資格も、就労訓練も 社会福祉法人が経営する高校とは

神奈川新聞 | 2020年5月12日(火) 09:06

教育・就労・自立支援が一体となった横浜健育センター

 高卒資格を得て就職したい―軽度の知的障害や発達障害のある人を高校教育と自立就労の両面から支援する学校がある。横浜市港北区の横浜健育センター(中田聡センター長)内の高校、横浜健育高等学院だ。現在7月11日(土)に行われる「入学志願相談」の申し込みを受け付けている。

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午前中は授業、午後は自立就労訓練 相談支援施設も併設


施設の周囲には農作業をするスペースもあり、就労訓練にも組み込まれている

 横浜健育高等学院は、全国的にも珍しい、社会福祉法人が経営する高校だ。横浜市にあった通信制高校の経営破綻に伴い、同市からの要請を受けた社会福祉法人同愛会が、就労支援などを行う横浜健育センターに併設する形で、2014年に開設した。

 発達障害がある生徒らの中学卒業後の進路として一般的な公立の特別支援学校や一部の私立学校などでは、就労か高校生活のいずれかに特化したカリキュラムが組まれていることが多い。同校では高卒資格の取得と就労支援の両立を目指し、午前中は高校の授業、午後は施設での自立訓練や就労移行支援に充てられる。高校生として学びつつ、社会自立のための技術の習得やコミュニケーションスキルの向上を目指すプログラムが用意されている。

卒業後も息の長い支援を提供


「適切なサポートがあれば、多くの子が楽しく高校生活を送れる」と話す中田センター長

 就労支援施設との一体性は、卒業後のサポートにも活かされる。卒業時に就職できなかったり、就職先をやめたりした場合も、通いなれた環境で本人の特性をよく知る職員による就労支援を受けることができるほか、生活全般に関する相談支援施設の利用は一生涯続く。

 中田センター長のもとには、生徒や保護者から様々な声が届く。「言い訳が多かった自分を変えることができた」「はじめて勉強の楽しさを知った」「楽しそうに友達や学校のことを話すようになった」「卒業後もフォローがあり安心」喜びの声を聞くたび、センター併設ならではの特色に手ごたえを感じているという。

 「勉強や対人関係への苦手意識を、同様の悩みを持つ仲間と学びながら丁寧に取り除くことで、別人のように積極的になる子も多い。福祉的なサポートと習熟度別の学習を中心とした徹底的なフォローで、高校生活に不安がある子も楽しめる学校を目指しています。」(中田センター長)

 土曜日の開所日には、卒業生らが声をかけあって「母校」に訪ねてくる。学校の恩師がそのまま生涯の相談相手になるのも、同センターの大きな魅力だ。

 入学志願相談は7月11日だが、学校説明会は随時受け付けている。

 問い合わせは横浜健育高等学院☎045(594)9012もしくは学院ホームページから。

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