定数10人上回る【横須賀】

前回から1減の定数40に対し、現職35人、新人15人の計50人が立候補した。候補者数は前回より4人減った。
党派別では、自民12人、立民2人、公明7人、共産3人、神奈川ネット1人、諸派2人で、無所属は23人。女性は4人。
昨年2月に40万の大台を割るなど人口減が進んでおり、各候補はその対策につながる子育て支援の充実などを掲げている。
定数2減に36人【平塚】
定数は2減した26に対し、36人(現職24人、新人12人)が立候補した。各候補は龍城ケ丘プール跡地整備や公共施設の駐車場有料化の是非、地域経済活性化策や少子高齢化対策などを争点に訴える。
党派別では自民5人、立民1人、国民1人、公明5人、共産3人、神奈川ネット1人、無所属20人。女性は現職と新人計6人が立候補。神奈川ネットは4年ぶりの議席獲得を目指す。
13人上回る激戦【藤沢】
定数36に対し現職27人、元職2人、新人20人の計49人が立候補した。うち女性は8人。
党派別では自民8人、立民3人、国民1人、公明5人、共産4人、維新1人、社民2人、神奈川ネット1人、諸派1人、無所属23人。
市では、藤沢駅周辺再整備や市民会館建て替えなど大型事業が待ち受け、財源不足の試算が出ており、健全財政の維持が課題となっている。
定数減も6人増 【小田原】
定数は1減の27。現職19人、元職1人、新人17人の計37人(前回比6人増)が立候補し、近年にない大激戦となった。
党派別では立民1人、国民1人、公明4人、共産3人、無所属28人。女性は前回より1人増え6人。
市は人口減対策のほか、市立病院の建て替えなどの課題を抱えている。前回投票率は過去最低の41・91%で、有権者の関心の高まりが期待されている。
女性は前回同数 【茅ケ崎】
定数28に対して現職22人、元職2人、新人11人の計35人(前回比5人減)が立候補した。うち女性は前回と同数の10人。
党派別の内訳は、自民4人、立民2人、公明4人、共産2人、社民1人、無所属22人。
市政では財政の健全化や中核市移行のほか、「道の駅」整備事業、中学校給食の実施手法などが課題に挙げられ、選挙戦でも争点となりそうだ。
前回より2人増 【三浦】
前回と同じ定数13に、前回より2人多い16人が立候補した。
内訳は現職11人、新人5人。党派別では、自民が5人、公明が1人、共産が3人、諸派が2人で、無所属は5人。女性は4人が出馬した。
市は人口減や少子高齢化、財政難などの課題を抱える。各候補は子育て支援や福祉施策の充実、地域経済の活性化策などの政策を訴えている。
女性は2人増加【大和】
定数28に対して35人が立候補した。内訳は現職25人、新人8人、元職2人。
党派別では自民7人、立民1人、国民1人、公明5人、共産4人、神奈川ネット3人、無所属14人となった。
36人が立候補した前回より1人減少した。女性の政治参加を促す「政治分野の男女共同参画推進法」の施行を受け、女性は8人となり、前回に比べて2人増えた。
定数1減で激戦【伊勢原】
定数20に対して25人が立候補した。前回より定数が1削減されており、少数激戦となっている。
内訳は現職16人、新人8人、元職1人。党派別は、国民1人、公明3人、共産2人、社民1人、無所属18人となっている。男性は現職、新人、元職の21人、女性は現職の4人が出馬した。
各候補は、子育て支援の充実や風水害対策、観光振興などを訴えている。
定数16対し17人【南足柄】
定数16に対して前回より1人少ない17人が立候補した。現職11人、新人6人による少数激戦となった。
党派別では、公明2人、共産1人、無所属14人。女性は現職1人を含め5人が出馬している。
市政では、整備が進む「(仮称)道の駅 金太郎のふる里」を巡ってさまざまな意見がある。投票率は前回、過去最低の60・93%で、動向が注目される。
定数超過は最多【綾瀬】
定数20に対して25人が立候補した。前回よりも3人増え、定数超過5人は1979年の市制施行以降、最多だった87年の選挙と並んだ。
内訳は現職19人、新人6人で、男性18人、女性7人。党派別は自民2人、国民1人、公明4人、共産2人、神奈川ネット1人、諸派1人、無所属14人。
立候補者増加の背景として、従来の地域代表型から政策重視の選挙スタイルへの移行期との見方がある。