他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. 女子美大生が現代アート展、文化財の貴族邸宅に合わせた作品並ぶ/小田原

女子美大生が現代アート展、文化財の貴族邸宅に合わせた作品並ぶ/小田原

神奈川新聞 | 2010年11月30日(火) 11:02

和とは異質の現代アートと、出展した学生たち=清閑亭
和とは異質の現代アートと、出展した学生たち=清閑亭

女子美術大学(相模原市)の学生が企画した現代アート展「日々是美(これび)」が、小田原市南町の国登録有形文化財「清閑(せいかん)亭」で開かれている。学生は「『和』とは異質の現代アートを楽しんでほしい」と呼び掛けている。12月5日まで。無料。

出展したのは、同大大学院で洋画専攻のゼミに所属している学生6人と准教授2人。准教授の知人に清閑亭を紹介された学生が、夏から何度も足を運び、明治期の貴族邸宅に合わせた企画展を練ってきた。

作品は12点。かつて蔵だった部屋には、断熱材に和紙を張り合わせた人形(高さ約2メートル)を配置した。闇に浮かぶ赤ちゃんの顔で、和とは異質の空間を演出している。茶わんなど約100個とちゃぶ台を使った作品や、室内の壁の模様をあしらったホワイトボードの絵、少女の寝室を再現したパッチワークなども並んでいる。ゼミ生の中村萌さん(22)は「とっつきにくい印象のある現代アートに親しんでもらうきっかけにしたい」と話している。午前11時~午後6時(最終日は同3時まで)。問い合わせは、清閑亭電話0465(22)2834。

【】

 
 

文化財に関するその他のニュース

に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング