アジア太平洋経済協力会議(APEC)で横浜を訪れた最高経営責任者(CEO)同伴者を対象にした歓迎プログラムが13日、横浜市西区の横浜能楽堂で開かれた。参加者たちは能と狂言を観賞し日本の古典文化を堪能した。
同日まで開かれていたCEOサミット出席者などの同伴者が対象で20人超が参加した。
演目は、狂言が「呼(よび)声(こえ)」、能が「羽衣」。コミカルなリズムと動きで観客の笑いを誘う狂言と、幽玄な舞に思わず引きつけられる能が披露され、参加者たちは音声ガイドで英訳を聞きながら、笑い声を上げたり拍手を送ったりしていた。
観賞後は、「とてもすてきな舞台だった」「日本の古典文化を感じられました」と口々に興奮した様子。林文子市長は「文化の違いに触れ、国際的な相互理解を進めていければ」とあいさつしていた。
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