美しい色彩の風景画で知られる鎌倉市出身の日本画家・手塚雄二さん(57)の個展が、23日から横浜駅東口のそごう美術館(そごう横浜店6階)で始まる。神奈川新聞社などの主催。
展覧会が始まる前日の22日には、関係者向けの内覧会が開かれた。今展に出品されているのは新作を含む約70点。光輝く木が印象的な「きらめきの森」、雪深いブナの林を抑えた色彩で描いた「山音」などの大作が並ぶ。その一方で、小さな植物のスケッチなども展示。さまざまなタイプの作品により手塚さんの世界を表している。
この日は手塚さんも来場。「絵描きは絵を見てもらうことが一番いい。作品は、ただ作家が描くのではない。いろいろな人の励ましがあって、今のわたしがあります」とあいさつした。
「手塚雄二 一瞬と永遠のはざまで」展は11月28日まで。会期中無休。大人千円、大学・高校生800円、中学生以下無料。問い合わせは、そごう美術館電話045(465)5515。
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