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美術作家の登竜門、「県美術展」1期展始まる/神奈川

神奈川新聞 | 2010年9月8日(水) 22:51

意欲あふれた作品がそろう「県美術展」1期展=県民ホールギャラリー
意欲あふれた作品がそろう「県美術展」1期展=県民ホールギャラリー

同展は美術作家の登竜門とされ、現在第一線で活躍する多くの作家が巣立っている。今年は平面立体、工芸、書、写真の4部門に915人から1578点の応募があり、389人の443点が入選した。

1期展では、工芸、書、写真部門で入賞・入選した279人の333点を展示している。

最高賞となる各部門の大賞には、2枚の薄い布を重ね、その部分に文様が浮かび上がる池田節子さん(相模原市)の染織「藍遊び」、迫力のある筆遣いが光った二瓶祥舟さん(横浜市)の「夜行」、ガラス窓に映り込んだ船などで横浜の風景を表現した漆原利大さん(同)の「追憶」(3枚組み)が、それぞれ選ばれた。

入場無料。平面立体部門の入賞・入選作品を展示する2期展は、22日から10月3日まで行われる。問い合わせは同ギャラリー電話045(662)5901。

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