「大臣が進めてきた政策に対し、民意がノーを突き付けたのでは」―。参院選後初となった閣議後会見では、千葉景子法相に対し記者団から厳しい質問が向けられた。
選択的夫婦別姓などについて問われた千葉氏は、時折語気を強めながら「政策それ自体が否定されたとは思っていない。マニフェストや党として進めてきたものでもあり、今の時点で変更されるものではない」と述べた。
また「落選したのに大臣の座にとどまることは民主政治のあり方として間違いはないか」という質問に対しては、「私も(落選を)一つの区切りと考え総理にも申し上げたが、(継続してほしいと)要請があった」と述べ、首相からの慰留を繰り返し強調した。
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