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小田原の文学グループ会長が県から表彰、文学でまちおこしに尽力

神奈川新聞 | 2010年7月7日(水) 20:37

「小田原の文学に光と風を送る会」代表の田中美代子さん(85)=小田原市城山=が、文学によるまちおこしに尽力したとして県社会教育協会(中島久雄会長)から表彰された。田中さんは「好きに自由にやってきたことが認められてうれしい」と喜んでいる。

短編小説「遅い縁談」が1992年、神奈川新聞小説コンクールに佳作で入選。2001年、北原白秋らゆかりの史跡を案内する「小田原文学散歩」を自費出版した。

04年に会を設立し、会報を月1回約600部発行する。太宰治作「斜陽」の舞台・雄山荘=同市曽我谷津=の全焼後、太宰の娘で作家の太田治子さんを市内に招き、講演会を開くなど積極的に活動している。

小田原で生まれ育った。「文学と縁の深いまちに生い立ち、幸運だった」と田中さん。読んでいた恋愛小説が気になり、勉強が手に付かなくなるほどの文学少女だった。

福浦村(現・湯河原町福浦)の国民学校で助教を2年務めて結婚し、1男1女の育児の傍ら短歌や短編を書いた。小説講座に通い始めた1979年から、「城山千津子」などのペンネームで本格的に執筆を続ける。これまでに書いた作品は「段ボール箱2個分」とも。「もっともっと、小田原と文学の魅力を伝えていきたい」と話している。

同協会は社会教育に寄与した2人を毎年度、表彰している。本年度は田中さんのほか、郷土芸能の保存・普及に貢献した三浦市の男性が3日、表彰された。

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