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無党派は最大勢力、「みんな」じわり浸透/参院神奈川、世論調査

神奈川新聞 | 2010年7月7日(水) 11:42

神奈川新聞社が4~6日に実施した参院選の世論調査で、政党別の支持率は「支持政党なし」の無党派が約3割に上り、県内最大勢力となった。神奈川選挙区で投票先を決めていない人は6割を占めたものの、決めた候補者ではみんなの党新人がトップとなるなどの動きも。前回6月24~26日実施の調査と比べ、みんなの党は政党支持を若干伸ばしており、徐々に浸透してきたとも見て取れる。

調査では、県内の政党支持率は「支持政党なし」が依然トップの32・1%だったが、前回調査から6・8ポイントの微減。みんなが9・3%で、3・1ポイント増と一番の伸びを見せた。無党派層を取り込み始めているとも受け取れる。

このほか、支持率が上がったのは自民18・0%(前回調査比1・4ポイント増)、公明6・4%(1・2ポイント増)、共産4・2%(1・9ポイント増)、たちあがれ1・2%(0・9ポイント増)など。一方で民主は26・6%(0・4ポイント減)と横ばい。社民は前回から1・2ポイント下げ、0・8%だった。

「支持政党なし」のうち投票する候補者を決めていない割合は依然として6割超ながらも、前回(7割)と比べて1割近く下がった。ここでも、みんな新人が前回よりも支持率を伸ばし、候補者のうち最も高い約1割を集めた。民主現職2人はやや支持を下げた。

「支持政党なし」で、比例の投票先を決めていると回答した人のトップは民主の約1割で、自民、みんなが続く。ただ比例投票先でも6割超の人が未決定で、選挙区と同様の傾向が出ている。県内の無党派層がいずれも決め手を欠くと感じているとも言えそうだ。

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