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さまざまな「用の美」集まる、「観じる民藝」展29日から/横浜

神奈川新聞 | 2010年5月28日(金) 21:33

日本民藝館(東京都目黒区)の元学芸員で、骨董(こっとう)に関する著作も多い尾久(おぎゅう)彰三(しんぞう)さん(63)=相模原市緑区=が収集した工芸品などを展示した「観(かん)じる民藝」展が、29日から横浜駅東口のそごう美術館(そごう横浜店6階)で始まる。神奈川新聞社などの主催。

尾久さんは民藝運動に参加した伯父の影響で、10代からもの集めを始めた。収集品は陶磁器や木工品、仏画など約600点に上る。会場に展示されているのは、そのうちの約370点。大型のつぼや日本製の木の聖母子像、スペインのガラス瓶、金箔(きんぱく)を使った源氏物語のびょうぶなどが並ぶ。

素材も用途もさまざまだが、「僕の目から見て美しく、使うために作られた『用の美』があることが共通点」と尾久さん。「僕が美しいと感じたことに、共鳴してもらえたらうれしい」と話していた。

7月4日まで、会期中無休。大人1千円、大学・高校生800円、中学生以下無料。毎週土曜日の午後2時から尾久さんのギャラリートークも行われる。問い合わせは同美術館電話045(465)5515。

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