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道路工事未着手地 民間が暫定活用へ

神奈川新聞 | 2016年9月13日(火) 02:00

 川崎市は来年度から、用地買収した道路予定区域のうち工事着手が一定期間見込めない用地の占用を民間事業者に認め、有効活用を図る。占用料の多寡で占用者を決める入札を来年2月に行い、用途を駐車場や駐輪場に限定し4月から占用を認める。

 市が幹線道路事業のために取得した道路予定区域は今年7月現在で約6万平方メートル。簡単な舗装や草刈りなどの管理に年約3千万円掛かっているという。

 有効活用は地域のにぎわい創出と維持管理の軽減、新たな財源確保が目的。当面は用途を駐車場や駐輪場に限るが、仮設店舗やオープンカフェなどとしても使用できるよう制度を整えていく方針。

 占用期間は最長5年で、5年経過後は道路事業に支障がない場合に再公募する。入札は市道路占用料徴収条例に定めた占用料(駐車場ならば1平方メートル当たり月額325円)を最低額として行い、最高額を示した入札者を占用者とする。

 対象地は前後の用地買収の状況などから3年以上は工事着手が見込めず、近隣住民の生活に支障を来す恐れがない土地などを条件とし、駅への近接性などを勘案し選定する。

 来年2月の入札では3~4カ所計約1千平方メートルを公募対象に検討している。今年10月から入札参加者を募集する。

 
 

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