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湯河原文学賞最優秀作に「澪標」、静岡県立高校の講師を表彰

神奈川新聞 | 2010年3月23日(火) 19:36

第9回湯河原文学賞・小説の部最優秀賞に選ばれた「澪標(みおつくし)」の作者・静岡県立焼津水産高校国語講師の星野有加里さん=同県島田市=が23日、湯河原町役場で表彰された。自身の職場を題材にした星野さんは「(受賞を)生徒たちも喜んでくれた。書いてよかった」と喜びを語った。

祥伝社発行の月刊誌「小説NON」6月号に掲載される。

舞台は伊豆の田子港。海洋高校に勤務する「カツオ嫌い」な主人公の女性国語講師と、教え子の日常を描いた。奔放な生徒に翻弄され、指導意欲を失いつつある新米の主人公。ところが、漁業実習で見た快活な生徒の姿に、日に日に引かれ始める。

「道しるべを失っても、慌てなくていい。霧はそのうち晴れてくる」。航路の目印「澪標」になぞらえた、そんな主人公の言葉とともに、師弟愛が深まっていく。

審査員で町内に住む推理作家・西村京太郎さんは「うまくできすぎているが、読後感がよかった」と講評した。

星野さんは12歳から小説を書き始め、4回のコンクール入賞歴を誇る。本作は400字詰めの原稿用紙80枚を2週間で書き上げ、193の応募作から選ばれた。湯河原文学賞は2001年、小説、俳句の2部門で創設された。

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