横浜市青葉区を拠点に活動する1千人を超える音楽愛好家が集うイベント「青葉音楽フェスティバル」が4日、同区奈良町のこどもの国で開かれた。青葉区制15周年と横浜開港150周年を記念し、横浜にちなんだ曲が披露された。
音楽にあふれた街として青葉区の魅力をアピールし、愛好家同士の連携を深めようと、区民らでつくる青葉音楽プロジェクト実行委員会(善積俊夫委員長)が初めて企画。「横浜はじめて物語」と銘打ち、横浜発祥とされるアイスクリームにちなんだ曲や横浜が歌詞に登場する曲など、さまざまな曲が披露された。
同区内在住の作曲家安彦善博さんがフェスティバルのために作曲したファンファーレの演奏とともに開幕。実行委員会メンバーらが作った合唱曲「青葉ふるさと賛歌」を参加者約160人が歌い上げた。
園内には3つのステージが設けられ、28団体が和太鼓や管弦楽、吹奏楽などを演奏。参加者全員で青葉区が誕生した際に作られた合唱曲「青葉区が好き」を歌い、閉幕した。
会場内の芝生に座って弁当を広げる家族連れが多く、来場者は多彩な音楽を聴きながら秋の一日を楽しんだ。
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