平塚市美術館(西八幡)で8月30日まで開催していた、絵本作家「いわさきちひろ」(1918~74年)の企画展の入場者が3万9千844人となり、同美術館の歴代1位を記録した。 1991年の美術館開館を記念した「スイス プチ・パレ美術館名品展~タルコフとエコール・ド・パリの画家たち~」の3万8千911人を初めて塗り替えた。ちひろの代表作121点などが見られる県内初の本格的な企画展とあって連日来場者であふれた。一日平均は1049人、最終日の30日は2069人と最高の人出となった。
7月18日から始まり、8月16日には入場者が2万人を超えた。その9日後には3万人を超える勢いで、いまなお続く、ちひろ作品の人気の高さを裏付けた。
同美術館は「再来年は開館20周年を迎える。今回を超えるような企画を立てたい」と話している。
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