比例南関東に108人立候補、重複81人、単独27人/衆院選
神奈川新聞 | 2009年8月18日(火) 00:00
定数22の衆院比例南関東ブロック(神奈川・千葉・山梨)には9党派から108人が立候補した。小選挙区との重複立候補は81人、比例単独は27人となった。党派別では、自民党35、民主党42、公明党5、共産党10、社民党3、国民新党1、みんなの党6、新党日本1で、諸派の幸福実現党は5だった。
自民党は前回の38人より少ない35人(単独4、重複31)を擁立した。県内関係は、11区を除く16選挙区の立候補者が千葉、山梨の候補者とともに1位で並んだ。比例単独の4人はいずれも県内関係者で、前職・江崎洋一郎氏が32位、同・浮島敏男氏は33位。
公示日当日まで名簿順位の調整が遅れた民主党は、政権交代を視野に前回36人より多い42人(単独8、重複34)で、9党派で最多。県内小選挙区の18人は千葉、山梨の16人とともに比例1位で重複した。単独比例には35位に党最高顧問の前職・藤井裕久氏、38位には元参院議員で新人・斎藤勁氏が登載された。
公明党は単独のみ5人で、県関係は前職の2人が2、3位になった。同党が南関東で唯一小選挙区に擁立した前職・上田勇氏(6区)は重複しなかった。共産党は10人(単独2、重複8)。元参院議員の新人・畑野君枝氏は単独2位となり、県内小選挙区の4新人らが重複で3位となった。
社民党は3人(単独1、重複2)で、前職・阿部知子氏(12区)は千葉の新人と並んで1位に登載された。国民新党は単独のみ1人で、県関係の新人。みんなの党は重複6人で、前参院議員の新人・浅尾慶一郎氏(4区)と前職・江田憲司氏(8区)が1位で並んだ。新党日本は単独1人だけ。幸福実現党は単独5人を擁立した。
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