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立候補予定者4氏が持論展開/葉山で神奈川4区公開討論会

神奈川新聞 | 2009年8月4日(火) 00:00

30日投開票の衆院選に神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡)から立候補を予定している前職、新人の計4人による公開討論会が3日夜、葉山町堀内の町福祉文化会館で開かれた。横浜、鎌倉、逗子葉山の各青年会議所の共催。立候補予定者は経済政策や教育・社会保障、世界環境・外交などの各テーマで持論を展開。約170人の有権者がそれぞれの主張を聞き比べた。

出席したのは党県支部長の林潤(36)=自民前=、政治団体役員の小原真理(49)=諸派新=、自営業の伊藤航平(27)=無所属新=、参院議員からくら替えを予定している浅尾慶一郎(45)=無所属新=の4氏。党県総支部長の長島一由氏(41)=民主新=は日程の調整がつかず欠席した。

経済政策について、林氏は「環境との両立が不可欠。太陽光発電や電気自動車などの環境産業を伸ばす。ものづくりの原点にもう一度戻らなければいけない」と主張。小原氏は「消費税を全廃して消費を刺激する必要がある。そうすることで長く安定した経済成長が見込める」と強調した。

一方、伊藤氏は「若い世代の雇用を創出し、お金を循環させる仕組みをつくれば地元経済から活性化につながるはず」と力を込めた。浅尾氏は「高齢化社会を見通した経済政策を考えるべき。日本に再び活力を取り戻すためには可能性ある分野を探り出して育てる観点が必要だ」と訴えた。

また、林氏は任期途中で参院議員からくら替えする浅尾氏に対し、「参院補欠選挙にかかる経費が約22億円との指摘がある。無駄をなくすと主張している本人としてどう思うか」と質問。浅尾氏は、自民党の坂本由紀子氏が参院議員を辞職し静岡県知事選に出馬したことに伴う参院補選も行われることを指摘し、「(現在ある)制度を運用する中で経費がかかるのだろう」とかわした。

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