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ミューザ復旧の支援感謝、ザルツブルク副市長らを招待/川崎

神奈川新聞 | 2013年4月7日(日) 22:27

川崎市とザルツブルク市の友好関係を確認し合う阿部市長(左から2人目)とシュタードラー総裁(右から2人目)、パノッシュ副市長(左端)ら =川崎市幸区
川崎市とザルツブルク市の友好関係を確認し合う阿部市長(左から2人目)とシュタードラー総裁(右から2人目)、パノッシュ副市長(左端)ら =川崎市幸区

川崎市と友好都市提携を結んでいるオーストリア・ザルツブルク市のマルティン・パノッシュ副市長らが5日から来日している。東日本大震災で天井が崩落し、約2年ぶりにリニューアルオープンしたばかりの川崎市幸区の「ミューザ川崎シンフォニーホール」などを視察したほか、7日は今夏開催する「ザルツブルク音楽祭」のプログラムを報道陣に発表。日本での発表は今回が初めてという。

モーツァルトの生誕地として知られるザルツブルク市は、1920年から同市で開催している音楽祭が世界的に有名。92年に友好都市提携を結んだ川崎市とは特に音楽の分野で親交があり、震災発生時には被災した「ミューザ」の復旧に20万ユーロを寄付している。

来日したのは、パノッシュ副市長と同音楽祭のラーブル・シュタードラー総裁、アレクサンダー・ペレイラ芸術監督ら。支援への感謝を伝えようと川崎市が招待したことで訪問がかなった。

リニューアルオープンコンサートが開かれたこの日、ミューザで行われた同音楽祭のプレス発表会では、パノッシュ副市長ら3人と阿部孝夫市長が登壇した。

阿部市長がザルツブルク市の寄付に感謝しつつ「両市の友好をさらに深めていきたい」とあいさつ。シュタードラー総裁とペレイラ芸術監督は「ミューザはオーストリアの演奏家が何度も演奏している場所。リニューアル本当におめでとう」と祝福した。

同音楽祭は7月19日から9月1日まで開かれる。ことしは仏教に関連した宗教音楽に着目しようと武満徹、細川俊夫ら日本を代表する作曲家による演目も披露するという。

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