
日本の工芸の魅力を伝える展示会が、鎌倉芸術館(鎌倉市大船)で開かれている。27日まで。入場無料。
日本工芸会東日本支部神奈川研究会の約50人による陶芸、染織、漆芸、金工、人形など71作品が並ぶ。動植物の絵柄、人形の表情、配色など、それぞれに繊細な意匠が凝らされている。
今年で20回目となる。同会の小野次雄さん(80)=鎌倉市=は「産業作品とは趣の異なる日本古来の伝統技工を感じてほしい」と話す。
最終日午後1時から、同会のガラス工芸作家後(ご)閑(かん)博明さん(53)=座間市=が、ガラス表面に彫刻を施す技法や下絵付けから仕上げまでの制作工程を解説する。
午前10時~午後6時(最終日は午後3時まで)。問い合わせは、後閑さん電話046(254)3362。
【】