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徳富蘇峰が愛した富士山、二宮の記念館で日本画など33点展示/神奈川

神奈川新聞 | 2012年9月9日(日) 21:41

岡倉天心に師事した福田眉仙の富士山の掛け軸などが展示されている=徳富蘇峰記念館
岡倉天心に師事した福田眉仙の富士山の掛け軸などが展示されている=徳富蘇峰記念館

言論人・徳富蘇峰(1863~1957年)が愛した富士山のコレクション展が、二宮町二宮の徳富蘇峰記念館で開かれている。日本画の大家から贈呈された絵画など33点が展示されている。来年2月11日まで。

同記念館によると、蘇峰は富士山を「日本の象徴」とたたえ、元日の揮毫(きごう)には富士山を入れていた。親交のある画家からは富士山にちなんだ絵画がたびたび贈呈され、同記念館で所蔵している。

記念館2階の企画展会場には、蘇峰の米寿祝いに贈った掛け軸など福田眉仙(びせん)の日本画5点のほか、堅山南(かたやまなん)風(ぷう)、平福百穂(ひらふくひゃくすい)、谷文晁(ぶんちょう)らの作品が並ぶ。それぞれの画家の富士山への愛情が伝わってくる。

二宮駅から徒歩12分。入館料は大人700円、大学・高校生500円。月曜休館。問い合わせは、同記念館電話0463(71)0266。

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