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若手女性が「乙女文楽」、中原区のひとみ座で公演へ/川崎

神奈川新聞 | 2012年4月21日(土) 12:24

乙女文楽の若手公演で演じられる「壷坂霊験記」のワンシーン(現代人形劇センター提供)
乙女文楽の若手公演で演じられる「壷坂霊験記」のワンシーン(現代人形劇センター提供)

女性ばかりで演じられる伝統人形芝居「乙女文楽」の若手公演が5月3日と4日、川崎市中原区井田のひとみ座で開かれる。文化庁から助成を受けた人材育成プロジェクトの一環で、20~40代の約20人の女性のみで舞台を手掛ける。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されている「文楽」は1体の人形を3人がかりで操る。これに対し、乙女文楽は女性1人で行う点が特徴。創始者・五世桐竹門造の直弟子である桐竹智恵子さん(故人)に教えを受け、ひとみ座が唯一プロとして伝承している。

演目は、明治期の浄瑠璃の傑作「壷坂(つぼさか)霊験記 山の段」と、お祝いの席などで演じられる「二人三(さん)番(ば)叟(そう)」。人形の動きを際立たせ、物語を盛り上げる義太夫も女性が担当する。

3日は午後3時、4日は午前11時と午後3時に開演。料金は2500円。問い合わせは、現代人形劇センター電話044(777)2228。

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