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教室に行こう
愛川町立半原小学校(愛川町半原)

教育 | 神奈川新聞 | 2023年1月15日(日) 15:00

児童の発想は無限大
全校で取り組むプログラミング学習

1人1台端末を使いプログラミングを学ぶ

 「プログラミングでキャラクターを動かしてみよう!」

 11月に行われた「プログラミングデー」。外部講師を招き、全校児童が学年ごとに異なる教材を活用して、プログラミングを学ぶ特別な日だ。

 「すごい! キャラクターが指についてくる!」「瞬間移動しているみたい!」。3年生の教室から、楽しそうな声が響く。それぞれが自分のタブレット端末を操作し、キャラクターを捕まえるゲームを作る。不自然な動きに気付くと、プログラムに命令を追加し、思い通りの動きとなるように修正していく。

 5年生は、自走型ロボットを動かすプログラミングに挑戦。センサーで黒い線を認識させ、印刷されたトラックの中でロボットを動かす。「トラックから出ちゃったよ」「黒い線まで行ったら、右に回る指示を出したら?」。グループで相談しながら考える。

 6年生は、キーボードを使ったゲーム作りに挑む。作りたいゲームのタイプごとにグループに分かれ、講師のサポートを受けて活動を始める。「ミッションをクリアしても画面がうまく出ないなぁ」「コメントを表示する指示と次のミッションに進む指示が逆だからかな」「指示を入れ替えればクリアした画面が出るようになるかも」。試行錯誤しながら、プログラムを組み立てる。

 「だいたい分かったかもしれない!」「じゃあ、制限時間も思った通りに設定できるね」。仕組みを理解すると、自分でどんどんプログラムを積み上げ、工夫を凝らす。ゲームを作る側になることで、順序立てて考え、解決しようとする思考力が育まれていく。

 プログラミングが信号機や掃除機など日常生活を支える多くのものに使われていることを聞き、重要であることに気付く。「もっとやってみたい」。子どもたちの発想が無限に広がっていく。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

 
 

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