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県立西湘高校(小田原市酒匂)

教育 | 神奈川新聞 | 2022年6月20日(月) 15:00

問題解決能力を育成
プログラミング教育の柱として実践

グループで対話しプログラミング教育を実践した授業

 「日本はもっとグローバル化するべきだ。積極的に移民を受け入れよう」「グローバル化していくべきだとは思うけれど、多くの移民を受け入れると社会への影響が大きいから慎重に考えた方がいい」

 「現代社会」の授業で「日本への移民受け入れの是非」について考えるディベート活動での生徒の対話である。生徒を肯定側、否定側、審判役に分け、3人1グループで、立論、質疑、2度の反論を通して、審判役は主張の説得力の強さで勝敗を決定する。

 西湘高校は県から「プログラミング教育研究推進校」の指定を受けている。「見通しを立てる」「現状を把握する」「自ら問題解決ができる」を三つの柱とし、生徒の論理的思考力および課題解決能力を培い、変化のスピードが速く予測困難な現代社会を生き抜く力の育成を目指し、各教科などで実践している。

 今回の活動に向けて、事前に同じ意見同士でグループを組み、「根拠となるデータの選択と効果的な理由付け」と「予想される相手の主張とその反論」について協議し、説得力のある主張のための準備を行った。

 生徒たちは根拠に基づいた自己の主張を展開し、効果的なデータを用いて反論する。審判役は論点の推移を冷静に見守り、結論を出す。生徒は「何かを決めるときに感情的になっては話し合いにならないということを知った」「いろいろな立場に立って考えることでよりよい判断ができると感じた」と感想を述べた。「本来はどちらの判断もできる可能性がある。条件設定を変えながら考えていく必要がある」と教師は生徒たちに投げ掛けた。

 国際的な社会問題も、日本に住む自分自身の課題として捉える広い視野、さらに主体的・対話的な学びを通して課題解決能力の育成を図る授業が展開されていた。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

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