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教室に行こう
二宮町立一色小学校(二宮町百合が丘)

教育 | 神奈川新聞 | 2022年5月30日(月) 16:00

互いの考えを大切に
引き算の解き方を通して学び合う

自分で考えた計算方法を説明する児童

 「前回の授業では、21引く6を、どうやって計算したかな?」。2年生の算数の授業。冒頭で、前回学んだ「さくらんぼ計算」と呼ばれる、21を20と1に分けて計算する方法を確認した。

 「じゃあ、42引く9はどうかな? さっきの式と何が違う?」

 「数が大きいよ」「難しくなった」「でも、計算できるよ」。児童の活発な意見が教室を飛び交う。「どんなやり方で計算できるか、考えてみよう」。教師の問い掛けに、それぞれの児童が考えを巡らせる。

 考えがまとまった児童から、次々に手が挙がる。一人の児童が黒板の前に立ち、全体に自分の考えを説明する。「42を40と2に分けます」。すると、他の児童は、手をチョキやグーの形などにして挙げる。それを見た児童は「○〇さん、どうですか」と次の児童を指名する。チョキは「付け足し」、グーは「違う考え」などを示しており、児童はそれを参考に、自分たちで指名して授業を進めていく。

 「私は、42を4つの10と2に分けて考えました」「分かりやすいね!」と別の児童が感心する。他にも、42を10・30・2の3つに分けたり、引く数の9を2と7に分けたりするアイデアが発表される。

 「いろんなアイデアが出たね。では、『かんたん』で『はやい』計算ができるのはどれかな?」。児童はしばらく考え、自分が一番計算しやすいと思うものに手を挙げる。意見は一つには絞られず、さまざまだ。

 「まず子どもたちの考えを否定しないことです」。それぞれの考えを尊重し、互いに学び合う算数の授業。授業後に日頃大切にしていることを問うと、担当教師は真っ先にこう答えた。

 一体感のある教室は、安心できる雰囲気に包まれていた。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

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