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先輩社員インタビュー/編集記者職

映画、テレビ、音楽、古典芸能、エンタメ分野を幅広く取材

統合編集局文化部 蓮見 朱加

これまでのキャリア ※内容は取材当時のものです
報道部警察担当(1年9カ月)→文化部(現職・今年で5年目)



私の仕事

文化部の仕事の中でも、主に、映画、テレビ、音楽、古典芸能などのエンタメ面に掲載する記事を取材しています。
横浜をはじめ県内には文化芸術拠点が数多くあり、国内外のアーティストに取材する貴重な機会が多々あります。「ヨコハマ映画祭」などの映画文化も盛んなため、役者や監督へもインタビューするチャンスがあり、映画評「シネマ散歩」も毎週執筆しています。「横浜能楽堂」「横浜にぎわい座」など、伝統芸能の文化施設もあるため、本当にさまざまな芸術分野を日々、学ぶことができます。
「K-person」という神奈川ゆかりの文化人を取り上げるコーナーでは、アイドルや作家、宇宙飛行士の方まで幅広い分野で活躍する人々に話を聞くことができました。好奇心旺盛で、神奈川が好き、文化が好き、という方にはとてもやりがいのある仕事です。

だからこの仕事が好き!

読者や取材先の声を励みに

毎月、映画の試写を見てシネマコラムを書いています。たくさんある公開作品の中から、自分の心に響いた映画を紹介していますが、読者から「映画を見たくなりました」と伝えられることもあり、うれしく感じています。
戦争関連の記事では、おじいさんのシベリア抑留の経験をドキュメンタリー映画にした同年代の映画監督を取材しました。私の祖父もシベリア抑留経験者だったので、監督のインタビューを通して、私の思いも記事に込めることができ、新聞記者としてのやり甲斐を感じました。
アーティストが命をかけて創造し、発信する作品を文化部は取材します。芸を積んだ落語家や、音楽家、役者をインタビューし、「思いを伝えてくれてありがとう」と言われた時などは本当にうれしく、読者の原動力になるような記事をこれからも書いていこう、と励まされています。

この会社 ここが好き

神奈川を知って、世界を考える

学生時代は国際協力と新聞記者の仕事、両方に興味がありました。
大学では新聞社でアルバイトをしたり、タイへの留学も経験しました。歴史的景観保存運動のフィールドワークをタイで行ったことをきっかけに、自分が生まれ育った地域のことをもっと知りたいと考えるようになりました。大学卒業後は、タイでの学びを深めたいと思い大学院に進学しました。就職を考えた時に、自分の足で情報を稼ぐフィードルワークの経験が新聞記者の仕事にも通じると思い、地元の神奈川新聞を志望しました。

就職活動アドバイス!

たとえ人に笑われても、夢を諦めず、行動し続けることが大切だと思います。熱意が人を動かすと思うので、どれだけその会社に入りたいのかを真剣に考え、自分にしか出来ない(自分がどうしてもやりたい)と思えることを見つけてアピールすれば、必ず道は開けると思います。