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そごう美術館
近代日本美術の名品そろう 「絵画の潮流展」

カルチャー 神奈川新聞  2017年03月17日 12:25

日本の近代美術を代表する画家たちの作品を堪能できる=そごう美術館
日本の近代美術を代表する画家たちの作品を堪能できる=そごう美術館

 仙台の実業家・島川隆哉が20年余りをかけて収集した日本の近代絵画を紹介する「絵画の潮流展」が、横浜駅東口のそごう美術館で開催中だ。明治から昭和にかけての日本画と洋画60点が並び、美術史の流れを追いながら鑑賞できる。

 島川は2013年、宮城県の蔵王町に「エール蔵王 島川記念館」を開館。約800点のコレクションを誇る。同展では、このコクレションを代表する名品を紹介している。開館間もないため、あまり知られておらず、秘蔵されてきた作品群ともいえる。

 日本画では横山大観、前田青邨、小林古径、奥村土牛といった巨匠から、東山魁夷、平山郁夫ら近代の重鎮の作品がそろう。

 横浜で小学校の教師をしながら画家を目指した片岡球子の「喜多川歌麿」は、歴史上の人物を独自の解釈で力強く描く「面構(つらがまえ)」シリーズの一作。美人画で知られた浮世絵師・歌麿らしく、花魁(おいらん)と対座する姿が描かれている。

 洋画では、江の島を描いた高橋由一や湯河原町の天野屋別荘のアトリエで裸婦を描いた安井曽太郎、平塚市出身の鳥海青児ら、神奈川ゆかりの画家も多い。

 そごう美術館の大塚保子学芸員は「日本の美術界を代表する画家たちの作品がそろうのが特徴。美術史として変化をたどることができる」と話した。

 4月9日まで。一般1000円、高校・大学生800円。問い合わせはそごう美術館TEL045(465)5515。


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