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三ッ輪産業が展開
窓ガラスコーティング 赤外線や紫外線カット

経済 神奈川新聞  2017年03月13日 17:05

窓ガラスにスプレーガンでコーティングするフミンの喜多村惠介さん=相模原市中央区の三ッ輪産業相模原営業所
窓ガラスにスプレーガンでコーティングするフミンの喜多村惠介さん=相模原市中央区の三ッ輪産業相模原営業所

 県内や都内を中心にプロパンガス卸などを展開する三ッ輪産業(東京都港区)は、福島市の省エネ塗装企業フミンと提携し、赤外線や紫外線を防ぐ窓ガラスコーティング事業に乗り出す。フミンはスプレーでコーティング剤を吹き付ける技術を開発して特許を取得、ゆがみや液だれがないすっきりした視界を保てるのが特徴という。

 ガラスで赤外線や紫外線を防ぐには(1)遮熱フィルムを挟んだガラスに交換(2)遮熱フィルムを貼る(3)遮熱コーティングする-方法があるという。ガラス交換は高コストでフィルムは剥がれる心配がある。コーティングはこれまでスポンジやローラーで塗っていたが、液剤で視界がゆがむという課題があった。

 フミンはスプレーを使った技術を開発し、高い透明性を実現。日米など10カ国で特許を取った。赤外線を70%、紫外線を90%削減する一方、可視光線は80%通し室内が暗くなりにくい。2010~11年に国立新美術館(東京都港区)の窓ガラスに施工した際は電力料金を約18%削減でき、コストを3、4年で回収できる見込みになったという。

 三ッ輪産業は2月27日、相模原支店でコーティングのデモンストレーションを実施。担当したフミン従業員は「窓の内側から施工すると、半永久的に持つ」と説明した。フミンのコーティング剤を使い、三ッ輪産業が受注、施工する。

 三ッ輪産業は1940年、横浜市神奈川区で練炭製造業などとして創業。現在はプロパンガス卸業や電気小売りも手掛ける。同社は「今後、電力などの価格競争が激化する。省エネ分野で独自技術を持つことで、法人顧客を獲得したい」としている。施工料金は1平方メートル当たり税別1万4001円から。問い合わせは、三ッ輪産業電話03(5443)3201。


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