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鎌倉から「東北を応援」 常設店で主婦ら物販を継続

話題 神奈川新聞  2017年03月13日 11:42

人気商品の油麩や野菜をアピールする梅津さん(右)とシェアハート鎌倉のスタッフ =鎌倉市雪ノ下
人気商品の油麩や野菜をアピールする梅津さん(右)とシェアハート鎌倉のスタッフ =鎌倉市雪ノ下

 東日本大震災や熊本地震の被災地から仕入れた物産を販売する常設店「シェアハート鎌倉」が、鎌倉市雪ノ下にオープンした。震災後5年間続いた物産イベントが終了するのを機に、支援の継続を目指し、ボランティアたちが開いた。 

 岩手、宮城、福島産の野菜や油麩(あぶらふ)、ゆべし、南部せんべいにいぶりがっこ…。熊本県のキャラクター「くまモン」グッズや地域の人が手作りした手芸品も合わせ、100種類ほどの商品を扱う。運営する任意団体シェアハート鎌倉の代表梅津加代子さん(65)は「こちらでは買えない名産品が人気」とアピールする。

 同団体は、ほかの被災地支援団体とともに「東北ココロむすぶプロジェクト」として、2012年1月から月2回、鎌倉生涯学習センター(同市小町)で物産展を開いていた。100回以上続けたが、会場の使用期限が切れ、16年12月で終了した。

 約40の業者と取引関係ができ、毎回足を運ぶ常連客や手伝ってくれるボランティアも増えた。支援の継続と地域コミュニティーの場を目指し、今年1月に常設店をオープンした。

 「ボランティアなんてやったことがない主婦だった」と梅津さん。子育てが一段落したこともあり、被災地のために何かしたいと活動を始めた。11年6月に訪れた宮城県石巻市の十三浜地区のワカメのおいしさに感動し、「船が全部流された」と肩を落とす漁師から仕入れ、今も関係が続く。

 今年6月には福島の子どもたちを支援するチャリティーコンサートも開く。梅津さんは「震災の記憶は風化していく。ここから東北の応援を続けていきたい」と意気込む。

 オープンは午前10時~午後4時、不定休。問い合わせは、梅津さん電話090(5751)3185。


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