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オープン戦・横浜DeNA2-4ロッテ
クライン大荒れ、四回途中に危険球退場 3月12日・ロッテ戦

ベイスターズ 神奈川新聞  2017年03月13日 02:00

4回、ロッテ・伊志嶺への危険球で退場処分となった横浜DeNA・クライン=横浜(共同)
4回、ロッテ・伊志嶺への危険球で退場処分となった横浜DeNA・クライン=横浜(共同)

【フルマーク】ローテ争い、急ブレーキ


 ここにきて先発ローテーション候補が相次いで崩れている。前日のウィーランドに続き、この日はクラインが四回途中に危険球退場。6四死球4失点と中身も乏しく、篠原投手コーチは「適応? 全くできていない。この結果が続いている。本人には考えてもらわないといけない」と厳しい口調で指摘した。

 確かに球威も、制球力も欠いていた。一回に132キロの甘いチェンジアップを右翼席へのソロアーチとされると、四回には適時打に二つの押し出しで3点を献上した。これでオープン戦は2試合で8回1/3を投げ、13四死球で5失点。201センチの大型右腕が「10点満点で3点。制球が荒れて腕を振れなかった。修正点がたくさんある」と小さくなるのも仕方ない。

 先発ローテーションは既に石田、今永、井納が当確。残り3枠を巡るレースはここまでレベルが高かったものの、急にスピードを落としている。キャンプから好投を続けてきた平良も、この日の2軍戦で6回10安打5失点。昨季8試合に先発した左腕砂田について首脳陣は既にリリーフで起用する方針を固めていただけに頭が痛い。

 開幕までオープン戦は残り10ゲーム。「戦うのはローテーションの6人だけじゃない。バックアップ(の投手)も必要」。篠原コーチは危機感をにじませている。

監督ひとこと「ラミちゃん☆ゲッツ」



 「クラインはストライクを取ることを意識しすぎてボールを置きにいっていた。日本のマウンドに慣れてほしい。(4番手の)進藤は打者の左右にかかわらず通用する。このままいけば1軍に残る可能性は高い」

開幕1軍近づく進藤


 ドラフト8位の新人進藤(JR東日本)が2回を完璧に抑え、開幕1軍に近づいた。

 七回から4番手で本拠地初登板。「応援がすごくて投げやすかった」と1死から加藤をフォークボールで、鈴木をカーブで連続三振に仕留めて勢いに乗り、八回にも2三振を奪った。「『今日駄目だったら(2軍)』と毎日考えている。結果が出てよかった」と喜んでいた。

ご機嫌なパットン


 パットンが本拠地のマウンドに初めて上がり、1回を三者凡退に抑えた。これで実戦4試合計4イニングで一人の走者も許していない右腕は「マウンドの感触はいい。気持ち良く投げられた」とご機嫌だった。

 最速148キロの直球が打者の手元で伸びた。内野ゴロ三つ、わずか13球で料理した抑え候補は「投げるたびに状態が良くなっているよ」とさらなる快投を予感させた。

快音やまぬシリアコ


 新外国人シリアコのバットから快音がやまない。この日も2安打を放ち、これでオープン戦全7試合で安打をマークしている。

 四回に甘いカーブを中前へ運ぶと、先頭打者の六回には外角のスライダーを強引に引っ張り、左前に転がした。苦手とみられていた変化球に「うまく対応できている」と手応えをにじませる。

 オープン戦は27打数11安打、打率4割7厘、4打点。好成績にも浮かれず「まだ相手投手に試されている段階。どんな球にでも対応できるようにしたい」と冷静だった。


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