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鎌倉署新築予定地取得で大誤算、予想外の高値に県は困惑/神奈川

政治行政 神奈川新聞  2011年12月08日 00:33

鎌倉署の新築計画に伴う土地取得手続きをめぐり、大きな誤算が生じている。県が鎌倉市からの譲渡価格を再算定した結果、議決済み額を3億円も上回ることが発覚。すでに新庁舎の新築工事計画も動きだしており、古都の「一等地」がもたらした想定外の事態に困惑が広がっている。

鎌倉署の移転先は、現所在地から約650メートル海側の市有地(同市由比ガ浜)で、面積は約3900平方メートル。県は当初、公示価格や路線価を基に取得費用を積算。6月補正予算に約12億円が盛り込まれ、県議会で可決されていた。

ところが、県と鎌倉市が夏以降に依頼した不動産鑑定(3件)の結果は、いずれも約15億円。「若宮大路に面している上、鎌倉市内でこれだけ広大な土地は希少価値が非常に高い」などの高評価が相次いだ。

鑑定結果を受け、県は「取引相場などを反映させず、見込みが甘かった」と、前代未聞のケースに反省しきり。12月補正予算に不足額の3億円を追加計上し「仕切り直し」を狙う。

ただ、新築工事請負契約の議案よりも“後出し”となった用地取得案件に、一部の県議からは手続きの不備を指摘する声も。災害拠点ともなる新たな署は、年明けにも着工し2013年7月に開署予定だ。

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