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小田原・路面電車、横浜市電…資料で知る鉄道史、県立公文書館で企画展/神奈川

箱根登山鉄道 神奈川新聞  2011年11月29日 14:31

県内の鉄道の変遷を図面や書類で振り返る企画展示「鉄道がかさねた日々」が、県立公文書館(横浜市旭区)1階展示室で12月18日まで開かれている。半世紀以上前に姿を消した小田原の路面電車の写真など、神奈川の鉄道史にとって第一級の資料が並ぶ。

小田原の路面電車とは、小田原駅前から箱根板橋までの2・4キロなどを結び、1956年に廃止された箱根登山鉄道小田原市内線。会場には往時の白黒写真や路線図が掲げられている。この路線は早い段階で廃止されたために記録そのものが少なく、非常に貴重。ほかに69年に廃止された川崎市電、72年に全廃された横浜市電の設計図も目を引く。いずれも、軌道を管轄していた県当局が所蔵してきたもので、現在は歴史資料として同館が保存している。

昭和史の一端をうかがい知る書類もある。例えば「満州国」皇帝の溥儀が35年に来日し、横浜港から東京まで特別列車で移動した際の旅程表。また、脱線と多重衝突で多くの死者を出した63年の「鶴見事故」の詳細な報告書もある。

鉄道という切り口で、地域の移り変わりを読み解くことができる。

午前9時から午後5時まで。入場無料、月曜休館。問い合わせは同館電話045(364)4456。

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