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冬控え被災地へ手編みの贈り物、横須賀の米軍家族ら/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年10月20日 23:34

東日本大震災の被災者に送るため、米海軍横須賀基地に勤務する軍人・軍属の家族が、地元の手芸教室で編み物を続けている。これから冬を迎える東北で、寒さしのぎに使ってほしい―。支援の心を込めてセーターやネックウオーマー、マフラーをつくる編み棒を操る。

メンバーが集まるのは、横須賀市大滝町の手芸用品店「サクマ」(佐久間真知子社長)。日本の高度な編み方に魅せられた基地住民に頼まれ、3年前から基地内で出張サークルを開いてきた。東京電力福島第1原発事故後に米軍家族の自主帰国が相次いだため基地での活動は中断しているが、残ったメンバーが店で開かれる教室に通っている。

夏に「被災地へ編み物を送ろう」という声が上がり、10人以上の教室参加者が講師とともに編み上げてきた。心に傷を負った被災者を思い、明るい色の糸を使うように心掛けた。

夫が軍属として基地に勤めるジョアンヌ・シューベルトさんは「柔らかい感じのものができた。今後も続けたい」。米国やニュージーランドにある知人のニットサークルからも手編みの品が届き、計150着が集まった。キリスト教会を通じて11月に現地へ届ける予定だ。

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