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【照明灯】東芝が映す日本型経営の今

照明灯 神奈川新聞  2017年03月07日 09:40

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 鉄が国家になぞらえられたのも今は昔、国力を表す業種は時代に合わせて変わる。鉄からエレクトロニクスへ、かつて電機産業が日本経済の盟主の座にあったことは誰もが認めよう。中でも世界を席巻した半導体技術は「産業のコメ」と称された▼高い生産性、活発な投資、豊富な労働力。とりわけ大量採用、年功序列、終身雇用、労使協調を基調とした日本型経営(雇用)は大手電機メーカーの基と言えよう。良質で廉価な製品の大量生産が実現したのは、この三拍子がそろってこそでもあった▼高度な半導体技術を柱に成長を続けた日本を代表する名門企業、東芝が昨年末時点で債務超過に陥った。同社はグループ全体で約19万人の従業員を抱え、日本型経営の典型にも映る▼「将来像を示せ」。同社経営陣は取引銀行に叱咤(しった)されたそうだ。

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