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川崎信金強殺事件から12年、防犯誓い職員が強盗訓練/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年09月16日 20:55

川崎市幸区の川崎信用金庫遠藤町支店で起こった強盗殺人事件から、16日で丸12年を迎えた。支店副長の小谷部清彦さん=当時(53)=が猟銃で撃たれ命を奪われたが、犯人はいまだ捕まらず、事件は未解決のままだ。節目の日、同信金は強盗訓練を実施。職員の防犯意識の高揚を図るとともに、小谷部さんの冥福を祈った。

幸署によると、事件は1999年9月16日午後3時ごろ発生した。中年の男が猟銃を手に支店内へと押し入り発砲。銃声で駆け付けた小谷部さんが、男ともみ合いになり、右腹を撃たれて亡くなった。

男は何も取らず逃走したが、その行方は今も分かっていない。県警は同署内に特別捜査本部を設置し、現在も捜査を続けている。

同信金は事件後、9月16日を「かわしん防犯の日」と定め、毎年訓練に取り組んでいる。ことしは遠藤町支店にほど近い、御幸支店で実施。幸署員を犯人に見立て、職員20人が通報手順の確認や犯人の特徴把握など一連の対応策を学んだ。

関口誠支店長は「想定外の犯人の要求もあった。何が起こっても対応できるよう、準備や心構えが必要と痛感した」と指摘。信金の井上隆総務部長は「亡くなった小谷部さんの勇気ある行動を無駄にせず、今後も訓練を通じて防犯意識を高めていきたい」と話した。

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