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大地震想定し日米合同の衛生訓練、万一に備え連携を確認/横須賀

社会 神奈川新聞  2011年09月08日 22:29

訓練で負傷者の処置に当たる日米の医療関係者=横須賀米海軍病院
訓練で負傷者の処置に当たる日米の医療関係者=横須賀米海軍病院

大地震の発生を想定した日米合同の衛生訓練が8日、海上自衛隊横須賀基地の逸見岸壁と横須賀米海軍病院で行われ、海自と米海軍の医療関係者ら計約220人が参加した。緊急時の負傷者搬送、処置方法を確認、万一に備え連携を深めた。

同訓練は日米が15年前から続けており、これまで、米海軍の燃料タンクの爆発事故や台風、地震などの災害発生を想定して行ってきた。

今回は、震度7規模の関東直下型地震が発生、横須賀市内でも建物の崩壊や火災で多数の死者や重軽傷者が出たというシナリオで進めた。

負傷者役は血のりなどを使った特殊メークで緊迫感を演出。東日本大震災の発生を受け、参加者たちは真剣な面持ちで臨んだ。

海自の医官や衛生員と、市との防災協定により出動した米海軍の医療関係者らが、共同で負傷者の重傷度などを分類するトリアージを実施。その後、重篤状態の患者6人を救急車で米海軍病院に運び、輸血や傷の手当てなどの応急処置を施した。

米海軍病院長のスティーブン・パシュータ大佐は「緊急時に即応した処置を行えるよう、今後も海自とのパートナーシップを築いていきたい」、自衛隊横須賀病院長の平田文彦海将補は「東日本大震災であらためて米軍の力の大きさを痛感した。言葉の壁はあるが、今後も訓練を継続していきたい」と話した。

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