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地中海のスイーツ、鎌倉で NZ出身男性がルーツの味広め

話題 神奈川新聞  2017年03月04日 09:11

「大切な人とシェアして食べてほしい」と話すアリエス・アッボードさん
「大切な人とシェアして食べてほしい」と話すアリエス・アッボードさん

 ゴマをふんだんに使った地中海生まれのスイーツを、ニュージーランド出身の男性が手作り販売している。海と青空が地中海を思わせると鎌倉に小さな店を開き、自らのルーツの味を日本に広める。

 鶴岡八幡宮近くにある「セサローマ」(鎌倉市雪ノ下)に、チョコレートのような手のひらサイズのカップが並ぶ。店名と同じ商品名で4種類。表面をドライフルーツやナッツで飾り、見た目も上品だ。

 1人で製造と販売を手掛けるのはアリエス・アッボードさん(49)。材料のほとんどはつぶしてペースト状にしたゴマで、大豆やテンサイを混ぜ、温度を調節して固めている。

 もともと地中海地方のスイーツで、誕生日などお祝いの席で分け合って食べる習慣がある。地域ごとにさまざまな呼び名があるため、アッボードさんが英語でゴマを意味する「セサミ」とイタリアの「ローマ」を掛け合わせて「セサローマ」と名付けた。

 アッボードさんの母親は地中海地方にルーツを持つ。幼いころ母親が作ってくれた思い出の味を、15年前に仕事で来日してから恋しく思っていた。「大好きな日本でこの味を広めたい」と1年半前、脱サラして店をオープンした。

 鎌倉を選んだのは、海が近く青空がきれいで地中海のイメージに似ているから。観光や初詣の帰りに来店する人が多く、1日に50個売れることも。アッボードさんは「ゴマは肌にもいい。地中海を思い浮かべながら食べてほしい」とアピールする。

 1個520~550円(税込み)。月曜定休。問い合わせは、同店電話090(1775)5666。


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