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帰宅困難者受け入れ、市と神奈川歯科大学が防災協定締結/横須賀

社会 神奈川新聞  2011年09月05日 20:15

防災協定を結んだ吉田雄人市長(左)と鹿島勇神奈川歯科大学理事長=同大
防災協定を結んだ吉田雄人市長(左)と鹿島勇神奈川歯科大学理事長=同大

災害時に発生が予想される帰宅困難者の受け入れ対策を横須賀市が進めている。市は5日、神奈川歯科大学(同市稲岡町)と防災協定を締結、地震や台風の発生で交通機関が停止した際、同大の体育館を帰宅困難者専用の避難施設として使用する。帰宅困難者の受け入れを盛り込んだ協定は市内初という。

市危機管理課によると、東日本大震災発生日、帰宅困難者や地元の住民約600人が市内の小中学校や総合体育館に避難。市地域防災計画には帰宅困難者発生を想定した対策を盛り込んでおらず、新たな受け入れ先や専用避難所の確保が課題となっていた。

協定締結は、JR横須賀駅と京急線横須賀中央駅から近距離にある同大に市が働き掛けたのがきっかけ。震災発生日に数人の帰宅困難者を受け入れたという同大は「地元の医療機関として地域に貢献したい」と体育館の提供を快諾した。

同大体育館は地下1階、地上3階建てで、約500人を収容できる。市は収容人数分の毛布と非常食、飲料水を体育館倉庫に備蓄。施設の使用期間は災害発生日から原則3日間とする。

市はこのほか、YRPセンター1番館(同市光の丘)のYRPホールと、市内3カ所の体育会館も災害時に帰宅困難者専用の避難施設として開設する。周知のため、今後、鉄道事業者との連絡態勢の構築を目指すという。

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