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横浜八景島・布留川信行社長
トップに聞く 地域の個性を大事に

経済 神奈川新聞  2016年09月03日 14:33

横浜八景島・布留川信行社長
横浜八景島・布留川信行社長

 昨年夏に仙台市と東京・品川に相次いで水族館をオープンしたレジャー施設運営会社、横浜八景島(横浜市金沢区)。「海・島・生き物」をテーマに四つの水族館とアトラクションやレストランがそろう複合レジャー施設「横浜・八景島シーパラダイス」は開業から23年たった。布留川信行社長(66)に事業拡大の狙いや展望を聞いた。

 -仙台と品川で開業した狙いと事業拡大のメリットは。

 「まず、八景島で水族館運営のノウハウを培ってきた。それは地域貢献や環境保全といった社会問題への対応も含まれる。横浜市や近隣の大学、地域住民との連携で、より横浜エリアでの社会性を発揮し、集客して成長する基盤がだいぶできてきた。この能力をここにとどめるのではなく、新しい取り組みをしようと考えた」

 「仙台の水族館は、東日本大震災後、特に多くの市民が海へのネガティブな思いを持つ中で、企業を通してどのような貢献ができるかを考えた。横浜の企業が押しつけがましく手を差し伸べるのでなく、地元企業や住民たちと一緒に、震災で傷を負った人たちを少しでも支援できる施設にしたいとの思いで開業した。昨年7月のオープンから2016年3月末までで、予想を30万人上回る150万人の来場があった。結果的に復興を象徴する施設として受け入れてもらえたかなと思う」

 「品川の場合は、都心で水族館のあるべき姿を模索した。東京は人の動きがめまぐるしい。品川は周辺にホテルが多くあり、夜もオフィスで働く人たちでにぎわう。最終的に先端技術とコラボレーションした施設に徹し、集客に成功した」

 「事業拡大というのは、多くのお客さまに本来水族館が果たすべき役割を伝えることに価値がある。生物の魅力や水族館が多く持つ社会性を発信すること。それは企業自身の成長にもつながる」

 -水族館業界の現状は。

 「10年代は開業が相次ぎ、特にこの6年でリニューアルが多い。日本は大きな水族館が60ほどある。技術進歩も著しく、最新の技術を取り入れた水族館が増えてくるだろう。その中でしっかりした差別化を図る必要がある。技術の進歩に伴い

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