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放射性廃棄物追加分も保管 米海軍基地内、横須賀市発表

社会 神奈川新聞  2017年03月03日 12:25

 横須賀市は2日、米軍による東日本大震災の被災地支援活動(トモダチ作戦)に参加した原子力空母ロナルド・レーガンなど米海軍横須賀基地(同市)に配備されている艦船8隻から2015年11月以降に搬出された低レベルの放射性廃棄物が、同基地に保管されていることを明らかにした。外務省が同日、市に伝えた。

 米軍によると、保管されている放射性廃棄物は、断熱材や被覆材などが入った約1・2メートル四方の容器など62個と、配管やバルブなど金属製物8個。放射線レベルは低く、人体や環境に影響を生じさせるものではないとしている。

 現在、同基地に配備されている13隻のうち、R・レーガンをはじめ、イージス巡洋艦「シャイロー」やイージス駆逐艦「マスティン」など計8隻がトモダチ作戦に参加。艦船内の立ち入りが困難な場所に放射性物質が付着していることもあり、除染を終えておらず、引き続き廃棄物が発生している。点検や修理時に段階的に除染するが、完了時期は未定という。

 トモダチ作戦で生じた放射性廃棄物のうち、同基地に保管していた大部分を15年10月までに処理。今回の廃棄物は、今年1月までに艦船のメンテナンス作業などで新たに除去されたもので、今後、安全に搬送できるか放射性レベルを測定した上で、日本側が処分に向けて調整している。 


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