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世界の食虫植物60種が一堂に、箱根湿生花園で/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年07月22日 12:54

つるべ形の袋に虫を取り込むウツボカズラ=箱根町仙石原の町立箱根湿生花園
つるべ形の袋に虫を取り込むウツボカズラ=箱根町仙石原の町立箱根湿生花園

「世界の食虫植物展」が21日、箱根町仙石原の町立箱根湿生花園で始まった。つるべ形の袋に虫を取り込むウツボカズラなど、日本ではなかなか見ることができない約60種、計500点を展示している。8月31日まで。

熱帯に生息するウツボカズラの仲間は約15種。「マキシマ・カーテシー」は、こぶしほどの穴が開いた長さ20センチほどの袋に、人の胃液のような消化液をため、上部の葉から出る甘い蜜で小さい虫を誘って栄養分を吸収している。

ほかにも親指サイズの「アンブラリア」やネズミを食べてしまう巨大種もある。

北米原産の「ハエトリグサ」は、口のように見える葉の内部に敏感な糸状の突起を持つ。ハエなどが触れると細胞液が動いて葉が素早く閉じ、約1週間かけて養分を取り込むという。

毎週水、土曜日の午後には、学芸員がダンゴムシなどを使って捕食の様子を実演。8月21日には、食虫植物の専門家による講演が行われる。担当者は「食虫植物をこれだけ集めた展示は珍しい。捕食の瞬間は一度見たら忘れられない」と話している。

午前9時~午後5時。入園料は中学生以上700円、小学生以下400円。問い合わせは、同園電話0460(84)7293。

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