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車いすでバスの旅、利用者やその家族ら30人が富士河口湖町散策や温泉を楽しむ/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年07月11日 22:54

車いす利用者がリフト付きバスを使うツアー「車いすバスの旅」が11日、山梨県富士河口湖町周辺で催された。利用者やその家族、入浴や移動の補助をするボランティアら約30人が参加し、温泉や観光を楽しんだ。

NPO法人「フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会」(山田章弘理事長)の主催で、神奈川新聞厚生文化事業団の協力。両者は車いす利用者を対象に飛行機を使った「車いす空の旅」を続けており、今回は初めてバス旅行を企画。リフト付きバスを神奈中観光が提供した。

県内在住の車いす利用者7人が参加。11日朝に横浜駅を出発し、山梨県富士河口湖町の温泉旅館で入浴。ボランティアは、車いす利用者を湯船に入れたり、トイレ利用時の補助をした。

旅館での昼食後、参加者はラベンダーで有名な八木崎公園を散策。好天の下、約100メートルの遊歩道の両側に咲く紫色の花を眺め、芳香を楽しんだ。

車いす利用者で高校2年の黒田あや香さん(16)の母親は「家族の中で女性は娘と2人だけなので、旅行をしても入浴は苦労した。今回はボランティアの支援もあったので楽しめた」と話し、あや香さんも「ラベンダー見学がよかった」と笑顔を見せた。

「移動時間が短い方がよい」などの意見も参加者から聞かれた。山田理事長は「『空の旅』に行くことができない重度障害者にも、旅の楽しみをつくるのが『バスの旅』の目的。今後も継続開催したい」と話していた。

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