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パティシエ・鎧塚さん講演、「出来たての地産地消」小田原出店へ意欲語る/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年07月03日 21:45

小田原出店の理由などを語った鎧塚さん
小田原出店の理由などを語った鎧塚さん

小田原市の生涯学習事業を一本化した「キャンパスおだわら」の開設イベントが3日、生涯学習センターけやき(同市荻窪)で開かれた。市の「グリーンツーリズム事業」の一環として11月に早川地区に出店する著名パティシエ・鎧塚俊彦さん(45)が記念講演。「食」を通じた地域活性化への意欲を語った。

グリーンツーリズム事業は、地域農業者が都市住民と交流しながら農産物の販路拡大や耕作放棄地の解消などを進める。鎧塚さんが菓子類の食材として地元産の柑橘(かんきつ)類を使い、農業者と協力して湘南ゴールドの農園などを事業化、地域の活性化を目指す。

早川地区はかつてミカンの主要産地だったが、輸入自由化などで生産が次第に衰退。一方で、鎧塚さんの出店場所近くの石垣山一夜城歴史公園は近年、多くの観光客が訪れている。

「食を通じた地域とのかかわりと生きる力の育成」と題した講演で鎧塚さんは「出来たての地産地消を出していく。農業の素人だが、いつかやりたいと適地を探していた。一夜城前という歴史性のある好立地で多くの人に来てもらえるはず」と事業の成功を誓った。

人手不足に苦しむ農業への若者の参加を期待するとともに、「流行を追わない」など独自の経営論も披露した。

鎧塚さんは都内に2店舗を出店、ケーキ類は人気が高い。施設は5月に着工、約4500平方メートルの用地にレストランやスイーツショップ、柑橘類の農園などを11月に開業。市が駐車場などを整備する。

市の生涯学習事業はこれまで「おだわらシルバー大学」「きらめき☆おだわら塾講座」「報徳塾講座」などのほか、所管課が開催する講座もあった。今回、市民主体の運営委員会を設け再編、「キャンパスおだわら」の名称も公募した。受講料は原則有料化、年齢や居住制限を廃止した。

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