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震災被災地の福島・相馬市長が行政の対応など講演、小田原市に防災協定を提案

社会 神奈川新聞  2011年06月26日 22:06

震災への対応を振り返る相馬市の立谷市長=小田原市栄町
震災への対応を振り返る相馬市の立谷市長=小田原市栄町

東日本大震災で被災した福島県相馬市の立谷(たちや)秀清市長(60)を招いたフォーラムが26日、小田原市栄町の小田原お堀端コンベンションホールで開かれた。「被災地からの報告」と題して講演した立谷市長は、深刻な被害に対する行政の対応などを語った。

小田原市の加藤憲一市長の後援会が主催した。小田原生まれの農政家・二宮尊徳が江戸時代末期に相馬地方の復興を手掛けた縁で、両市は現在も交流を重ねている。

相馬市の死者・行方不明者は459人(21日現在)。中には、沿岸部で避難を呼び掛け続け、津波に襲われた消防団員もいた。しかし、3月11日の震災当日は、こうした被災現場と電話がつながらず情報収集に苦慮したという。立谷市長は「消防の行政無線が通じて役立った」と強調した。

福島第1原発事故の影響で物流が滞り、相馬市内で物資が不足したときは「すぐにトラックをチャーターして取りに行かせた」。一方で、仮設住宅の建設準備や空きアパートの確保を指示するなど、「今すぐやることと後々のためにやること」に並行して取り組むことが大切だと訴えた。

加藤小田原市長との対談では、両市による防災協定の締結を提案した。

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