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“アフター4”狙え、ホテルや外食業界が割安感で消費喚起/神奈川

経済 神奈川新聞  2011年06月24日 23:48

「サマータイム」に合わせて営業時間を午後4時からに前倒しした山手十番館のビアガーデン
「サマータイム」に合わせて営業時間を午後4時からに前倒しした山手十番館のビアガーデン

都心で働く女性らをターゲットにした「アフター4ステイプラン」を販売しているのはザ・プリンス箱根。客室で軽めの夕食を提供するほか、チェックアウトを通常より2時間遅い午後1時とした。金曜日の宿泊は千円引きとなる。

「東京からバスと電車で約2時間。金曜の夜を有効に活用し、リゾート気分を満喫してもらえれば」と担当者。6月中旬に始まり、既に反響も多いという。

横浜ベイシェラトンホテル&タワーズは、平日が休みだったり退社時間が早まったりする人に狙いを絞った宿泊プランを7月から始める。チェックインは午後5時から、チェックアウトは翌日正午。ツインルームの場合、正規料金と比べ約40%割安という。

桜木町ワシントンホテルのレストラン「ベイサイド」は7月から、平日の午後7時までに来店すると生ビールやカクテルを半額にする。運営する藤田観光は「普段ホテルに足を運ぶ機会の少ないサラリーマンや家族連れなどを取り込みたい」と意気込む。

外食業界でいち早く動いたのは居酒屋・レストランチェーンのコロワイド。「ハッピーアワーサービス」を5月から順次始めている。例えば居酒屋「北海道」では午後4~6時に来店すると、閉店まで生ビールやサワーなどが半額。すでに集客効果が出ており「客数は前年比25%増」。サマータイムが本格化する7月以降に大きな期待を寄せる。

ミナト横浜を望む外国人墓地前のレストラン「山手十番館」では18日、恒例のビアガーデンがスタート。平日は1時間前倒しして午後4時から営業している。

「ビールサーバーは氷で冷やすので電気代が掛からない。山手の清涼感ある風を楽しんで」と運営する横浜十番館。洋館内のティールームは節電対策のため、午後9時だった閉店時間を午後5時に前倒ししたという。

節電対策の一環として就業時間を早める「サマータイム」を導入する動きをにらみ、ホテルや外食業界が、アフター5ならぬ“アフター4”に照準を定めた企画を相次いで打ち出している。前倒しされる退社時間に合わせて割安感のあるサービスを提供、OLやサラリーマンらの消費喚起を図る考えだ。

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