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おいしい米を施設の子に ネット通じ農家が募金

話題 神奈川新聞  2017年02月23日 11:54

「施設の子どもたちにおいしい米を」と支援を呼び掛けた依田さん=神奈川県庁
「施設の子どもたちにおいしい米を」と支援を呼び掛けた依田さん=神奈川県庁

 「親と離れて暮らす子どもたちにおいしい米を食べてもらいたい」-。長野県佐久市の農家の有志グループが、箱根町にある児童養護施設「箱根恵明学園」に特産の「五郎兵衛(ごろべえ)米」を贈るため、インターネットを通して資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。3月30日までに100万円を集め、学園の年間コメ消費量の3分の1に当たる1200キロを届けたい考えだ。

 同米は、江戸時代に開墾された五郎兵衛新田(同市浅科地区)で生産される希少なコシヒカリ。同米を生産する農家ら3人で構成する「信州佐久オーガニック研究会」が、14日からCFのウェブサイトを活用して資金を集めている。

 メンバーの依田隆徳さん(51)は、合唱の慰問活動を通じて同園と縁のある知人らと2013年から同米を年100キロ、4年連続で贈ってきた。今回は施設で暮らす子どもたちの存在を知ってもらいたいという思いなどから、多くの人の支援を募るCFを選択。一口5千~5万円の範囲で集め、米代の一部や送料、梱包(こんぽう)などの費用に充てるほか、支援者にも同米を贈る。

 学園には現在、虐待などで家庭での養育が難しい2~18歳の男女57人が生活している。田崎吾郎園長は「一時期はタイガーマスク運動で注目されたが、児童養護はまだ光の当たらない世界。世の中に知ってもらえたら」と期待している。サイトはhttp://camp-fire.jp/projects/view/21265#item50518


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